一般家庭用の電源のアースは、簡易的なものが多くあります。
一般的なものとして第3種の接地とよばれる、
家庭用の電器機器の感電防止対策として設けられており、
色々なノイズ成分も数多く流れ込んでいます。
最近のインバーターを採用した機器は、オーディオに影響を与えます。
接地抵抗が ”0” に近い理想的なアースがあれば、
問題なく上記のようなノイズを吸収してくれるのですが
そんなレベルのものは現実にはあまりなく、
金額も高くなかなか出来ません。
又、あまり良くないアースにつなげると、
かえってアースの方から回り込んでしまい
悪い方向に行く事があります。
そこで、機器間だけは線で結び、同電位にする事が必要になります。
ただし、真空管アンプはコールド(-)がアースになっている場合があるので要注意です。
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by kryna
| 2007-06-30 13:42
| オーディオ